伊丹の皆様、こんにちは。
土日は特定の症状にとらわれず、お身体と健康に関する
「ちょっとディープな整体テーマ」を幅広くお届けしています。
本日6月20日は土曜日ですね。
「何年も腰痛や肩こりに悩まされ、色々な整体に通ったけれど治らない」
「マッサージをしても、すぐに全身がガチガチに戻ってしまう」
伊丹市でも、このような根深い不調でお悩みの方が当院にご相談に来られます。 筋肉をほぐしても、骨盤のゆがみを整えても解決しない慢性痛。
実は、理学療法士およびオステオパシーの視点でお身体を紐解くと、
患者様ご自身もすっかり忘れている
「過去の手術痕(しゅじゅつこん)」が、
全身を強力にロックしているケースが非常に多いのです。
本日は、整体業界でも滅多に語られない「傷跡と慢性痛の繋がり」についてお話しします。
表面は治っても、内部は「癒着」している
「10年前の盲腸の手術が、今の肩こりに関係あるの?」と不思議に思われるかもしれません。
しかし、人間の身体を一つの繋がった構造として見るオステオパシーにおいて、
過去の手術やケガの「傷跡」は、不調の原因を探る上で絶対に無視できない超重要ポイントです。
手術などでメスが入り、皮膚や筋肉、内臓の膜が切開されると、身体は傷口を塞ぐために強力な「かさぶた」のような組織(瘢痕組織)を作ります。
表面の皮膚がきれいにくっついて完治したように見えても、お身体の内部では、
本来は別々にスルスルと滑り合うはずの層(筋膜や腹膜など)が、
ボンドで固められたように「癒着(ゆちゃく)」してしまっているのです。
セーターの「ほつれ」が全身を引っ張る
お腹や手足にできた「癒着」は、お身体にどのような影響を与えるのでしょうか。
全身を包む筋膜のネットワークを「1枚のニットセーター」だと想像してみてください。
もし、セーターのお腹の部分をギュッと強くつまんで、糸で縫い付けてしまったらどうなるでしょうか。
お腹の生地が引っ張られるだけでなく、
遠く離れた「肩」や「背中」の生地までが突っ張り、腕が上げにくくなったり、背中が丸まったりするはずです。
これと全く同じ物理的な引っ張りが、お身体の内部で起きています。
例えば、「帝王切開」の下腹部の手術痕は、お腹側から腰の骨を強力に引っ張り、重度の腰痛を引き起こすことがあります。
「盲腸(虫垂炎)」の右下腹部の傷跡は、筋膜を通じて右肩を強く下に引っ張り、右側だけの頑固な肩こりや四十肩の原因になります。
なぜ「何年も経ってから」痛くなるのか?
「でも、手術をしたのは10年以上前なのに、なぜ今頃になって痛むの?」という疑問が湧くかもしれません。
人間の身体は非常に賢くできています。お腹に傷跡(癒着)ができても、最初は他の関節や筋肉が「かばう動き(代償動作)」をして、バランスを取ってくれます。
しかし、その無理な引っ張りに耐えながら生活を続けることで、
5年、10年という歳月をかけて、少しずつ全身の構造が歪んでいきます。
そしてある日、かばい続けていた腰や肩の筋肉が「限界」を迎えた時、突然の痛みや慢性的なだるさとして症状が爆発するのです。
痛い場所を揉んでも「傷跡のロック」は外れない
このメカニズムを知ると、長年の不調がマッサージで治らない理由がはっきりと分かります。
腰や肩が痛いのは、遠く離れた「手術痕の癒着」から強力に引っ張られている被害者だからです。
被害者である肩や腰をいくら強く揉みほぐしても、大元である「古傷の癒着によるロック」を解除しない限り、立ち上がればすぐに元の突っ張った状態に引き戻されてしまいます。
原因が「過去の傷跡」にあるのに、今痛い「筋肉」を揉んでも、構造的な問題は何も解決しないのです。
優しい手技で「癒着の引っ張り」を静かに解放する
当院の整体で、長年どこへ行っても治らなかった不調が根本的に改善していく理由は、痛い場所を揉むのではなく、こうした「過去の傷跡が引き起こしている構造のロック」を的確に見つけ出し、解除することに特化しているからです。
理学療法士として医療の最前線で培ってきた解剖学の知識に基づき、お身体の小さな突っ張りも見逃さず、過去のケガや手術の履歴から根本原因を紐解きます。
もちろん、デリケートな傷跡の周囲を強く揉みしだいたり、痛みを伴うような施術をしたりすることは一切いたしません。
非常にソフトで優しい手技を用いて、癒着して固まってしまった深部の組織(筋膜や内臓の膜)の緊張を丁寧に紐解き、本来の滑らかな動きを安全に取り戻していきます。
手術痕からの強力な引っ張りがなくなれば、腰や肩にかかっていた過剰な負担は自然と消えていきます。
その結果、「どれだけマッサージに通っても治らなかった痛みが、ご自身の力でスッキリと回復できるお身体」へと根本から変わっていくのです。
まとめ
過去の手術痕と慢性的な不調のメカニズムについて。
手術やケガの傷跡は、お身体の内部で「癒着」を引き起こしている
癒着した部分は、セーターのほつれのように「全身の構造」を強く引っ張る
帝王切開や盲腸の傷跡が、腰痛や肩こりの根本原因になることが多い
何年もかばい続けた結果、限界を迎えた筋肉に痛みが出る
理学療法士の優しい手技で、傷跡の引っ張りを解除し全身を解放する
「そういえば、昔大きなケガや手術をしたことがある」
「どこに行っても不調の原因が分からない」
とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
稲野駅からも通いやすい当院で、あなたの「痛みの本当の原因」を見つけ出し、しっかりと回復できるお身体づくりを全力でサポートさせていただきます。
【当院の施術について】
当院で行っている「全身調整」は、ただ筋肉を揉みほぐすだけの施術ではありません。
身体全体の構造から根本的な原因を見つけ出し、神経や組織に負担をかけない「しなやかな構造」を創り上げる根本改善プログラムです。
長年の慢性痛や、原因不明の不調でお悩みの方は、ぜひ当院の優しい全身調整をご体感ください。
