伊丹の皆様、こんにちは。
土日(週末)は「その他の整体テーマ」として、
日常のちょっとした疑問や、お身体のケアについてお届けしています。
本日6月13日は土曜日ですね。
接骨院や整形外科に通うと、多くの場合で「電気治療」を受けることになります。
ビリビリ、トントンという刺激が心地よく、「これを受けると少し身体が軽くなる」と感じる方も多いのではないでしょうか。
一方で、「何ヶ月も電気を当てているけれど、すぐ元の痛みに戻ってしまう」と悩む声もよく耳にします。
電気治療は決して悪いものではなく、目的に合わせて使えば非常に優れた効果を発揮します。
本日は、理学療法士の視点から「一般的な電気治療の種類と効果」、そしてその「メリットとデメリット」について分かりやすく徹底解説します。
接骨院などでよく使われる「電気治療」の種類と効果
一口に電気治療と言っても、実は目的によっていくつかの種類に分かれています。代表的なものは以下の3つです。
| 治療器の種類 | 特徴と主な効果 |
| 低周波治療器(TENSなど) | 皮膚の表面近くに作用します。痛みの信号を脳に伝わりにくくする「鎮痛効果」に優れています。 |
| 干渉波治療器 | 複数の電気を交差させることで、低周波では届かない「身体の奥深い筋肉」まで刺激を届け、血流を促します。 |
| EMS | 筋肉を強制的に収縮・弛緩させます。筋力低下の予防や、固まった筋肉のポンプ作用を促して疲労物質を流します。 |
このように、電気治療は「痛みを和らげる」「血流を良くする」「筋肉を動かす」という明確な目的を持って使われています。
電気治療の「メリット」とは?
これらの効果を踏まえた上で、電気治療の最大のメリットは
「痛みの感覚を素早くブロックし、触れられないほどの激痛にも対応できること」です。
強い痛みを感じている時、電気の刺激を与えることで、脳へ向かう痛みの信号を一時的に遮断する(感じにくくする)ことができます。
また、急に捻挫をしてしまったり、ぎっくり腰で痛みが強すぎて手で触れることすらできないような「急性の症状(ケガ)」に対して、患部に触れずに血流を促し、急激な炎症を抑えることができます。
つまり、急なケガや激しい痛みに対しては、強力な救急箱のような役割を果たしてくれる、とても頼もしい治療法なのです。
電気治療の「デメリット」とは?
非常に便利な電気治療ですが、限界(デメリット)もあります。
それは、「痛みを引き起こしている『根本的な原因』を直すことはできない」ということです。
電気治療は、例えるなら「痛み止めのお薬」によく似ています。
今ある強い痛みを抑えたり、一時的に血流を良くしたりすることは得意ですが、「なぜそこに負担がかかり、筋肉が固まってしまったのか」という、日々の姿勢からくる骨格の崩れや、身体の偏った使い方をリセットすることはできません。
そのため、何年も続く慢性的な肩こりや腰痛に対して電気を当てても、
構造(土台)が崩れたままなので、電気が切れればまたすぐに負担が集中し、痛みがぶり返してしまうのです。
「電気」と「手技」の正しい使い分け
お身体の不調を改善するには、このメリット・デメリットを理解して使い分けることが大切です。
急なケガで痛みが強すぎる時は、まず電気治療などで炎症と痛みを落ち着かせる。
そして、痛みが長引く慢性的な不調に変わってきたら、
「なぜそこに負担がかかるのか」という全身の構造を見直し、手技によって根本から身体の繋がりを整えていくステップに切り替える必要があります。
目的が「一時的な鎮痛」なのか、「痛みを繰り返さない身体づくり」なのかによって、選ぶべきアプローチは全く異なります。
優しい手技で「症状が再発しない土台」へ
「電気を当てた日は良いけれど、翌朝には痛みが戻っている」
「痛みをごまかすのではなく、根本から身体を変えたい」
そんな時は、対症療法から「全身の構造の修正」へステップアップするタイミングです。
当院が考える「根本改善」とは、ただその場の痛みを消すことではありません。
症状が再発しない状態、あるいは少し無理をして疲れても、一晩寝ればご自身の力でスッキリと回復できるお身体を創ることです。
当院では、理学療法士としての豊富な臨床経験と解剖学の知識に基づき、痛みのある局所だけでなく、頭の先から足の先まで全身の骨格や筋膜の繋がりを細かく検査します。
電気の機械に頼るのではなく、非常にソフトで優しい手技を用いて、身体の負担の偏りを生み出している「本当の原因(震源地)」を丁寧に紐解いていきます。全身の繋がりがスムーズになれば、電気治療に頼らなくても快適に過ごせる身体へと変わっていきます。
まとめ
電気治療の種類と効果を正しく理解し、ご自身に合ったケアを選ぶために。
電気治療には「痛みのブロック」「深部の血流促進」「筋肉の運動」などの種類がある
メリット:急性のケガや、痛みが強すぎて動けない時の「鎮痛」に非常に有効
デメリット:骨格の崩れなど「根本的な原因」は直せないため、痛みが戻りやすい
構造が崩れたままでは、電気が切れると再び痛みがぶり返してしまう
理学療法士の優しい「全身調整」で、症状が再発しない回復力を取り戻す
「長引く不調をどうにかしたい」
「電気治療から卒業して根本から直したい」
とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
稲野駅からも通いやすい当院で、天候や環境の変化に負けない根本改善を全力でサポートさせていただきます。
【当院の施術について】
当院で行っている「全身調整」は、ただ筋肉を揉みほぐすだけの施術ではありません。
身体全体の構造から根本的な原因を見つけ出し、症状が再発しない「しなやかな構造」を創り上げる根本改善プログラムです。
長年の慢性痛や、原因不明の不調でお悩みの方は、ぜひ当院の優しい全身調整をご体感ください。
