伊丹の皆様、こんにちは。
いつも当院のコラムをご覧いただきありがとうございます。
「肩や腰が痛くてマッサージに行ったけれど、数日ですぐに元に戻ってしまった…」
皆様の中には、そんなガンコな慢性痛にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
実は、長く続く痛みの原因は、筋肉のコリや関節の歪みそのものではないかもしれません。
本日は、痛みが慢性化してしまう驚きの身体の仕組みについて、理学療法士の視点から分かりやすくお話しします。
痛みを長引かせる「免疫細胞」の暴走
身体のどこかに痛みを感じる時、その刺激(侵害受容)は末梢の神経から脊髄を通って脳へと送られています。
しかし、痛みを長期間抱え続けていると、脊髄の神経が過敏になり、小さな刺激でも強い痛みとして脳に伝えてしまう状態に陥ってしまいます。
さらに、痛みを長引かせる大きな原因として「免疫」が深く関わっていることが分かっています。
私たちの脊髄などの神経系には、アストロサイトやミクログリアと呼ばれる「グリア細胞」という神経細胞があり、免疫機能があります。
長引く痛みやストレスによってこのグリア細胞が過剰に活性化すると、炎症を引き起こす物質(サイトカインなど)が放出されます。
この働きが神経の興奮をさらに強め、痛みが長引く「神経炎症」のループを生み出してしまうのです。
これが、マッサージをしてもすぐ元に戻ってしまう慢性痛の正体の一つです。
内臓の疲れが「肩こり・腰痛」に化ける?
また、原因不明の肩こりや腰痛にお悩みの方の中には、実は「内臓の疲れ」が原因になっているケースも少なくありません。
解剖学的に、内臓からの痛みの信号と、筋肉や皮膚からの痛みの信号は、脊髄の同じ場所に収束して集まるという特徴があります。
そのため、内臓に疲労や不調があった場合でも、脳が勘違いを起こし、関連痛として身体の表面の痛み(肩や腰など)として認識される仕組みになっているのです。
優しい手技と「安心感」が痛みを和らげる
このように複雑に絡み合った慢性痛を根本から良くするためには、痛い場所を強い力で揉むのではなく、過敏になった神経や免疫の興奮を落ち着かせることが必要です。
当院で行っている「全身調整」は、無理な力を使わない非常にソフトな「優しい手技」を用いています。
実は、手によるタッチそのものや、治療環境、施術者からの言葉といったものが、痛みを和らげる効果を持っていることが研究でも示されています。
優しい刺激で脳に安心感を伝え、全身のロックを丁寧に解除していきます。
本当の目的は「心地よく生活できること」
痛みの根本改善には、施術だけでなく日々の生活習慣が欠かせません。
運動、食事、睡眠、そしてストレス管理といった日常のアプローチを行うことで、グリア細胞の過剰な活動が抑えられ、身体の抗炎症作用が高まります。
当院のケアの本当の目的は、ただ一時的に痛みを消すことではありません。
皆様が
「夜ぐっすり眠れる」
「しっかりとした食欲がある」
「正常な排便がある」
という、ご自身の力で健やかに回復できる状態を取り戻すようサポートすることなのです。
まとめ
本日のコラムのまとめです。
痛みが続くと脊髄の神経やグリア細胞(免疫細胞)が過敏になり、痛みが長引く原因になる
内臓の不調が、関連痛として筋肉や関節の痛みとして現れる仕組みがある
手によるタッチや安心できる治療環境(コンテクスト)が、痛みを和らげる効果を持つ
睡眠や食事を整え、ぐっすり眠れてしっかり食べられる身体を作ることが根本改善の目的である
長引くお身体の不調に悩まされている方は、ぜひお早めにお身体のサインに耳を傾けてあげてくださいね。
稲野駅からも通いやすい当院で、あなたが心からリラックスし、しっかりと回復できるしなやかなお身体づくりを全力でサポートさせていただきます。
【当院の施術について】
当院で行っている「全身調整」は、ただ筋肉を揉みほぐすだけの施術ではありません。
身体全体の繋がりを大切にし、無理な力をかけずに「しなやかな状態」を取り戻す根本改善プログラムです。
長年の慢性的なお疲れや、繰り返す不調でお悩みの方は、ぜひ当院の優しい全身調整をご体感ください。
