伊丹の皆様、こんにちは。
7月20日、月曜日。
本日は「海の日」ですね。
3連休の最終日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
夏本番の訪れを感じる祝日ですが、お休みの方はゆっくりとリフレッシュされていますでしょうか。
今日がお仕事という方も、どうかご無理のないようにお過ごしくださいね。
さて、
「寝ても疲れがなかなか抜けない」
「最近、なんだか風邪をひきやすくなった」……。
そんなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
私たちの健康は、筋肉や骨格といった外側の枠組みだけでなく、身体の奥深くにある「内臓」とも直結しています。
本日は、あまり目立たないけれど非常に重要な働きをしている「脾臓(ひぞう)」について、解剖学的な知識と、身体を繋がりとして診る視点から深掘りしていきます。
脾臓(ひぞう)ってどこにある?何をしているの?
「胃や肝臓はわかるけど、脾臓ってどこにあるの?」という方がほとんどだと思います。
脾臓は、左の肋骨の奥深く、胃の裏側あたりにひっそりと位置している、握りこぶし大ほどのスポンジ状の臓器です。
身体の構造から見ると、脾臓は主に2つの大きな役割を担っています。
① 血液のリサイクル工場 体内を巡って古くなったり傷ついたりした赤血球を見つけ出し、解体して処分します。そこで出た鉄分などの使えるパーツは、新しい血液を作るために再利用されます。
② 免疫の司令塔(外敵との戦い) 体内に侵入してきたウイルスや細菌などの異物をキャッチし、白血球(リンパ球)を作り出して撃退する、免疫システムの最前線基地でもあります。
脾臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、少々疲れていても文句を言わずに黙々と働き続けます。
だからこそ、私たちが意識してケアをしてあげないといけない大切な臓器なのです。
全身の繋がりから見た「脾臓」の面白さ
では、身体全体をひとつの繋がりとして診る整体の視点から見ると、脾臓はどのような存在なのでしょうか。
私たちの身体の構造上、脾臓は「生命力(バイタリティ)と水分の巡りの要」と考えられています。
解剖学的に見ると、脾臓は靭帯(じんたい)という強力なバンドによって、
胃や左の腎臓、
そして「横隔膜(呼吸の筋肉)」に直接ぶら下がるようにくっついています。
つまり、私たちが息を吸って横隔膜が下がるたびに、脾臓はリズミカルに押しつぶされ、息を吐くたびに元に戻るという「マッサージ」を常に受けているのです。
この呼吸によるポンプ運動があるからこそ、脾臓の中の血液やリンパ液が滞りなく全身へと巡っていきます。
「浅い呼吸」が脾臓の首を絞める
ここが一番重要なポイントです。
ストレスや長時間のスマホ・デスクワークなどで姿勢が崩れ、呼吸が浅くなっているとどうなるでしょうか?
横隔膜がうまく動かなくなるため、脾臓への天然のマッサージがストップしてしまいます。
すると、スポンジ状の脾臓の中に古い血液や水分がドロドロと溜まり込んでしまい(うっ血)、免疫力や血液を綺麗にする機能が一気に落ちてしまうのです。
「左の背中や腰が張る」
「寝ても疲れが取れない」
「なんだか気分がスッキリせず、活力が湧かない」
こうした症状は、単なる筋肉疲労ではなく、呼吸が浅くなったことで「脾臓の巡り」が悪くなっているという、身体の奥深くからのSOSサインである可能性が高いのです。
脾臓を解放する「優しい整体」
脾臓は非常に柔らかくデリケートな臓器です。
そのため、「脾臓が疲れているから」といって、左の肋骨の下を力任せにギュウギュウと押し込むようなことは絶対に避けなければなりません。
当院の整体では、強引な力で揉んだりバキバキ鳴らしたりするのではなく、身体の構造に基づき、非常にソフトで安全なタッチでお身体にアプローチします。
脾臓そのものを揉むのではなく、脾臓を窮屈にさせている「硬くなった肋骨」や「横隔膜の緊張」、そして「周囲の筋膜のねじれ」を優しく紐解いていきます。
周囲のスペースが広がり、横隔膜がスムーズに動くようになると、脾臓は再び深い呼吸に合わせて気持ちよく動き始めます。
滞っていた血液がサァーッと全身を巡り出し、本来の『自然治癒力』と『免疫力』が目覚めていくのです。
「何をしても抜けない疲労感」にお悩みの方は、もしかすると筋肉ではなく、奥深くの「脾臓」が窮屈な思いをしているのかもしれません。
見えない内臓の繋がりまでしっかりと視野に入れ、負担のない優しい手技で、あなた本来の活力を取り戻すサポートをさせていただきます。
それでは皆様、残りの休日もご自身のペースで、心穏やかにお過ごしくださいね。
【当院の施術について】
「痛い場所を強く揉まれると後が辛い」
「バキバキされるのが怖い」という方もご安心ください。
解剖学・生理学の確かな知識と、身体をひとつの繋がりとして診る視点から、お身体の防衛本能を刺激しない「力を使わない優しい整体」で、不調の本当の原因を紐解きます。
長引く痛みや原因不明の疲労感にお困りの方は、ぜひ一度、伊丹市の当院へご相談ください。
