伊丹の皆様、こんにちは。
本日7月28日、火曜日ですね。
連日の暑さの中、毎日のお仕事や家事、本当にお疲れ様でした。
これまで当コラムでは、筋肉や骨格、自律神経や内臓など様々な視点からお身体の不調についてお伝えしてきました。
本日はそこからさらに視点を広げ、私たちが母親のお腹の中にいた頃(発生学)まで遡った、
「身体の不思議な繋がり」についてお話ししたいと思います。
「肩が凝っているから、強い力でグイグイ揉んでほしい」
多くの方がそう思われるかもしれませんが、実は医療やリハビリの現場で身体の構造を深く見ていくと、強い力で揉むことは生理学的に「逆効果」になることが分かっています。
その鍵を握るのが、私たちの身体を覆う「皮膚」です。
身体の原点。「皮膚」は露出した「脳」である
受精卵から人間の身体が作られていく過程を研究する「発生学」という分野があります。
お腹の中で細胞が分裂していく初期段階において、細胞は3つの層(内胚葉・中胚葉・外胚葉)に分かれます。
このうち、一番外側の層である「外胚葉(がいはいよう)」から作られるのが、皮膚と脳(神経系)なのです。
つまり、まったく違うものに見える「皮膚」と「脳」は、元を辿れば同じひとつの細胞から生まれた兄弟(皮脳同根:ひのうどうこん)であり、現在も目に見えない神経のネットワークで直接ダイレクトに繋がっています。
医学的な視点で見ると、「皮膚は、むき出しになった脳である」とも言えるのです。
強く揉まれると、脳が「攻撃された」と勘違いする
皮膚と脳が直接繋がっているということは、皮膚への刺激はそのまま「脳へのメッセージ」になるということです。
もし、凝り固まった肩や腰の皮膚の上から、強い力でグイグイと指を押し込んだり、痛みを我慢するような強いマッサージを受けたらどうなるでしょうか。
皮膚は瞬時に「強い力で攻撃された!命の危機だ!」という危険信号を脳へと送ります。
すると脳は、身を守るために自律神経の「戦闘モード(交感神経)」のスイッチを急激に入れ、筋肉を硬くして強固な鎧を着込もうとします。
筋肉をほぐそうとして強い刺激を入れた結果、身体の防衛本能が働き、かえって筋肉を緊張させてしまう。これが、マッサージの後に身体が重くなる「揉み返し」の本当の理由なのです。
強く揉まないからこそ、血流が整う秘密
「凝りや痛みが辛い。でも強く揉むのがダメならどうすればいいの?」
そんな時は、無理に強い刺激を入れる前に、まずは身体のベースを整える必要があります。
当院の施術では、ガチガチになった筋肉を強い力でバキバキと矯正したり、無理に揉みほぐすようなことは一切いたしません。
痛みを伴う強い刺激は、先ほどお伝えしたように、身体(脳)が「攻撃された」と勘違いして防衛本能を働かせ、かえって筋肉を緊張させて血流を滞らせてしまうからです。
非常にソフトで優しいタッチでお身体(皮膚)に触れ、「ここは安全ですよ」と神経に伝えてあげることで、パニックを起こしていた自律神経を落ち着かせていきます。
身体の働き(生理学)に寄り添い、無意識に入り続けていた全身の余計な力みをフワッと解いてあげるのです。
こうして安心感を取り戻し、あなた自身の『自然治癒力』が正常に働いて全身の血流が整った状態になれば、慢性的な痛みや疲労感は、外から無理やり壊さなくても自然と氷が溶けるように消えていきます。
自分の身体の「繊細さ」を信じてあげる
人間の身体は、私たちが頭で考えている以上に繊細で、そして賢くできています。
強い力で無理やり変えようとするのではなく、身体が本来持っている「治ろうとする力」が発揮できる環境(安心感)を作ってあげることが、最も確実な根本改善への近道です。
「どこに行っても、すぐ痛みがぶり返してしまう」
「強いマッサージを受け続けて、身体がどんどん硬くなっている気がする」
そんな方は、ぜひ一度、伊丹市の当整体院が提供する施術をご体験ください。
お客様にとっての分かりやすさと心地よさを第一に、負担のない優しい手技で、
あなた本来の軽やかな身体を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
それでは皆様、心身ともにリラックスできる、穏やかな夜をお過ごしください。
【施術について】
「痛い場所を強く揉まれると後が辛い」
「バキバキされるのが怖い」
という方もご安心ください。
14年間の臨床経験と発生学・生理学に基づき、お身体の防衛本能を刺激しない「力を使わない優しい手技」で、不調の本当の原因を紐解きます。
長引く痛みや原因不明の疲労感にお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
