伊丹の皆様、こんにちは。 本日8月2日、日曜日ですね。
8月最初の週末、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、私が理学療法士として14年間臨床現場に立ちながら、同時に10年以上にわたって深く探求し続けている「オステオパシー」という分野についてお話ししたいと思います。
「オステオパシーって何?初めて聞いた」という方も多いかもしれません。
実は、欧米では医師と同等の国家資格として認められている、非常に歴史ある医学体系です。
当院の施術の根幹でもあるこの素晴らしい考え方を、皆様に少しでも知っていただければ幸いです。
オステオパシーとは?「身体はひとつのユニット」
オステオパシーは、今から約150年前(1874年)に、アメリカの医師であるA.T.スティル博士によって提唱されました。
ギリシャ語の「Osteon(骨)」と「Pathos(病理・治療)」を組み合わせた造語ですが、
決して「骨だけをボキボキ鳴らす」ようなものではありません。
オステオパシーの最大の特徴であり、絶対的な哲学。
それは「身体はすべて繋がった、ひとつのユニット(統一体)である」という考え方です。
筋肉、骨、神経、血管、内臓、そしてそれらを包み込む筋膜。
これらはバラバラに働いているのではなく、
一枚のボディスーツのように頭の先から足先まで密接に繋がり、
お互いに影響し合いながら命を維持している、という視点を持ちます。
「痛い場所=原因」ではない(全身調整の理由)
身体がすべて繋がっているとすれば、
不調に対するアプローチも当然変わってきます。
例えば「右肩が上がらなくて痛い」というお悩みがあったとします。
一般的な視点では、右肩の筋肉や関節に注目します。
しかしオステオパシーの視点では、
「過去に捻挫した左足首の歪みが、筋膜を介して対角線上にある右肩を引っ張っているのではないか?」
「右側にある肝臓が疲労して重くなり、右肩の神経を引っ張っているのではないか?」と、
全身の繋がりの中から本当の原因を探っていきます。
だからこそ、痛い場所だけを揉む局所的なケアではなく、
全体のバランスを整える「全身調整」が必要不可欠になるのです。
川の流れを取り戻す(血液とリンパの循環)
スティル博士が残した有名な言葉に、「動脈のルールは絶対である」というものがあります。
これは、身体の隅々まで血液やリンパ液がスムーズに循環していれば、人間は病気や不調にはならない、という意味です。
身体のどこかに微細な歪みやねじれ(川をせき止める岩)があると、そこで循環が滞り、細胞に酸素や栄養が届かなくなってしまいます。
オステオパシーの目的は、外から無理やり症状をねじ伏せることではありません。
川をせき止めている「岩」を見つけ出して取り除き、再び血液やリンパがサラサラと流れる環境を整えてあげることです。
1回では治らない。身体は「少しずつ」変化するもの
ここで、皆様に正直にお伝えしなければならない大切な事実があります。
それは、「どれだけ優れた施術であっても、1回で身体が完全に良くなる(魔法のように治る)ことはない」ということです。
皆様が抱えている慢性的な痛みや不調は、昨日今日で急に出来上がったものではありません。
数ヶ月、数年、あるいは数十年という長い年月をかけて、日々の生活習慣やストレスが蓄積し、身体が必死にバランスをとり続けた結果として現れたものです。
それを1回の強い刺激で急激に変えようとすれば、身体はパニックを起こし、必ず元の悪い状態に戻ろうと強い反発(防衛本能)を起こしてしまいます。
私たちの身体(細胞や神経のネットワーク)は、本来「安全を確認しながら、少しずつ変化していくもの」です。
優しいタッチで全身調整を行うことで、滞っていた川の流れが再開し、あなた自身の『自然治癒力』のスイッチが入ります。
そこから身体自身が、自分のペースで不要なものを流し、傷んだ組織を時間をかけて修復していくのです。
薄紙を一枚一枚剥がしていくように、焦らず少しずつ身体を本来の正しい状態へと育てていく。
これが、後戻りしない本当の「根本改善」への唯一の道のりなのです。
日曜日は、ご自身の身体の不思議に思いを馳せて
理学療法士としての解剖学・生理学の知識と、このオステオパシーの哲学を掛け合わせることで、これまで「どこに行っても良くならない」と諦められていた多くの方の不調を紐解くことができるようになりました。
「マッサージに行ってもすぐに戻ってしまう」
「時間はかかってもいいから、自分の不調としっかり向き合い、全身調整で根本から身体を変えていきたい」
もしそのようにお考えでしたら、ぜひ一度、伊丹市の当整体院へご相談ください。
10年以上の探求で培った感覚と知識で、あなたのお身体の声にしっかりと耳を傾けさせていただきます。
それでは皆様、厳しい猛暑が続きますが、お身体を大切に、心休まる日曜日をお過ごしください。
【施術について】
「痛い場所を強く揉まれると後が辛い」
「バキバキされるのが怖い」
という方もご安心ください。
14年間の臨床経験とオステオパシーの視点に基づき、お身体の防衛本能を刺激しない「優しいタッチでバキバキしない施術」で、全身を丁寧に調整いたします。
長引く痛みや原因不明の疲労感にお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
