身体もだるいし、ギリギリまで寝ていたいんだよなぁ。
しっかり寝てるはずなのに全然身体が動かない。
午前中はどうしても身体が動かないんだよなぁl。
とお悩みのあなた。
もしかして、朝食を抜いていませんか?
確かに朝食は作るのがめんどくさいし、作って食べる時間があるなら、その分寝ていたいですよね。
わかります。
しかし朝食を食べることは様々な効果があることがわかっています。
キーワードは「体内時計」です。
人の身体は約25時間周期でホルモンの分泌や栄養素の代謝を調節して生活のリズムを作っています。
体内時計には2種類あり、脳による主時計と内臓による副時計があります。
脳の主時計は日の光によってスイッチが入ります。
これは家の中を遮光カーテンなどで真っ暗にしていない限りは
朝になれば日の光を浴びることになるのでまだなんとかなるのですが、問題は副時計ですね。
この副時計は何でスイッチが入るのかというと・・・
食事です。
朝食を食べて内臓を目覚めさせる
内臓ですから、食べ物が入らないと刺激が入らないため、いつまで経ってもスイッチが入らないのです。
そうすると代謝が正常に働かないため、日中の活動が低下してしまうのです。
なので、1日のスタートである朝食を食べることが大事なのですが、
朝食では「炭水化物とタンパク質」を同時に摂取することで
体内時計の時刻合わせに使われる「ピリオド」という時計遺伝子が活性化されて、1日のリズムを作っています。
この時には摂取すべき摂取カロリーは300〜400kcalと言われておりますので、
ご飯普通もりに焼き魚と味噌汁くらいでちょうど良いくらいになるのではないでしょうか。
魚を焼いたり、味噌汁を作るのがめんどくさいという人は
ハムのサンドイッチを2つほどで400kcalになりますので、目安にしてみてください。
さて、朝食のお話をしたので昼食と夕食のお話もしましょう。
昼食は好きなもの食べてストレス発散
昼食ですがこの時間はなんと最も体脂肪がつきにくい時間帯です。
この時間は脂肪細胞を合成するBMAL1という遺伝子が最も活性が低くなります。
ちなみに最も活性度が高くなるのは深夜になりますので、
夕飯の時間が毎日遅い人は太りやすいということですね。
夕食は早めに済ませれば痩せる
それでは夕食はどうなのでしょうか?
前述のように夜が遅くなるほど脂肪がつきやすくなるため
タイミングは早めの夕飯が良さそうです。
報告では
「朝食の12時間以内」
と言われています。
そして、夕食から翌日の朝食までの空腹時間が長い方が体内時計が動きやすくなり、
肥満も抑制できたと報告されています。
ここで注意して欲しいのは「空腹時間が長い方が痩せる」と思って、
昼食まで食べないということはしないでさいね。
朝食を抜いてしまえば体内時計のスイッチが入らないので身体は動きませんし、
活動量が低下しますので消費エネルギーも減って、結局痩せなくなりますからね。
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いかがでしたか?
食事は身体のエネルギー源であり、身体の材料ですので大事なことは誰もがわかっていることだと思います。
何を食べるかも大事ですが、
それだと「これは食べちゃいけない」とストレスになってしまい、
結局続かないということもよくありますね。
なので、何を食べるのかと同時に
「いつ食べるのか?」
にも気をつければストレスなく食生活を変えることもできますし、
1日の活動も活発になってきますね。
そして、まず変えるべきは「朝食」です。
明日からぜひチャレンジしてみてくださいね。