伊丹の皆様、こんにちは。
8月30日、日曜日ですね。
8月最後の週末、伊丹市内はまだまだ残暑が厳しいですが、いかがお過ごしでしょうか。
当コラムでは曜日ごとにテーマを変えて発信しており、週末は「日常のケア・その他の整体テーマ」をお届けしています。
本日は、リラックスしているはずの休日に無意識に出てしまう「ため息」と、
そこから繋がる「首・肩の慢性的な張り」について、理学療法士の視点から解説いたします。
1. その「ため息」、呼吸が浅くなっているサインです
ふとした瞬間に「ふぅーっ」と深いため息をついていることはありませんか?
ため息と聞くと、精神的なストレスや疲れをイメージされる方が多いと思います。
しかし身体の構造から見ると、これは「普段の呼吸が浅くなり、酸素が足りていない状態」をリセットしようとする生理的な反応です。
長時間のデスクワークや、背中を丸めてスマホを見続ける姿勢が続くと、心臓や肺を覆っている骨格「胸郭(肋骨と背骨)」がガチガチに固まってしまいます。
肋骨の動きが悪くなると、肺が十分に膨らむことができず、呼吸が極端に浅くなります。 その結果、酸素不足を補うために、身体が無意識のうちに深呼吸(ため息)をさせているのです。
2. 肋骨が固まると「首と肩」が過労を起こす
呼吸が浅くなり、肋骨の動きが制限されてしまうと、お身体の中でどのような問題が起きるのでしょうか。
本来、安静時の呼吸のメインエンジンは、お腹にある「横隔膜」です。
しかし、肋骨が固まっているとこの横隔膜が上手く働きません。
すると身体は、首や肩にくっついている筋肉(斜角筋や胸鎖乳突筋など)を無理やり使って、肋骨を上へ引き上げるようにして呼吸をサポートし始めます。
人間は1日に約2万回も呼吸をします。
つまり、メインエンジンがサボっている状態では、首や肩の筋肉が「呼吸をするたびに筋トレをさせられている」状態に陥ります。
これが、何もしていない休日でも首や肩がパンパンに張ってしまうメカニズムです。
3. 肩を強く揉むと、かえって緊張が強くなる理由
この構造を知ると、首や肩が凝っているからといって
「局所を強く揉みほぐす」ことが根本的な解決にならない理由がお分かりいただけるはずです。
首や肩の筋肉は、動かなくなった肋骨の代わりに、必死に呼吸を助けようとして働きすぎている状態です。
その疲労困憊の筋肉に対して強い指圧やマッサージを加えると、お身体は「攻撃された」と勘違いし、防御反応を働かせて筋肉をさらに硬くしてしまいます。
局所への強い刺激は自律神経の緊張にも繋がり、結果としてより呼吸が浅くなってしまうという悪循環を生んでしまいます。
4. 「全身調整」で胸郭の柔軟性を取り戻す
だからこそ、私が担当させていただく施術では、痛みが出ている首や肩を強く揉むようなアプローチは行いません。
理学療法士として15年間培ってきた解剖学の知識と、オステオパシー(全身の繋がりを診る手技)の視点をベースに、非常にソフトなタッチの「全身調整」をご提供しています。
首や肩を無理に触るのではなく、ガチガチに固まってしまった肋骨の関節や、
横隔膜周囲の筋膜の硬さを、数グラム単位の繊細な手技で丁寧に解きほぐしていきます。
お身体が安心する優しいアプローチで肋骨の柔軟性が戻ると、自然と横隔膜を使った深い呼吸ができるようになります。
呼吸が正常になれば、首や肩の筋肉が無理にサポートをする必要がなくなり、慢性的な肩こりや首の張りが根本から和らいでいくのです。
5. 日曜日のセルフケア:脇腹の深呼吸
休日のおうち時間で簡単にできる、呼吸の質を高めるセルフケアをお伝えします。
座ったまま、両手を「脇腹(肋骨の一番下あたり)」に軽く当てます。
鼻からゆっくりと息を吸い込み、当てた手を「内側から外に押し広げる」ように肋骨を膨らませます。
口から細く長く息を吐き出しながら、肋骨がしぼんでいくのを感じてください。
これを5〜10回ほど繰り返します。 固まっていた肋骨の下の方の動きが良くなり、横隔膜がしっかりと働くようになるため、首や肩の余計な力みがスッと抜けやすくなります。
「どこに行っても良くならない不調」にお悩みの方は、ぜひ伊丹市の当院へご相談ください。
心地よい「全身調整」で、深く息が吸える健やかなお身体づくりをサポートさせていただきます。
明日からの新しい一週間に向けて、リラックスした日曜日をお過ごしください。
【当院の全身調整について】
「バキバキされるのが怖い」
「強く揉まれると後が辛い」
という方もご安心ください。
お身体の防衛本能を刺激しない、力を使わない優しい手技
痛みの局所だけでなく、全身の繋がりから根本原因にアプローチ
どこに行っても良くならない不調にお悩みの方すべてに寄り添います
EPoch Body+のご予約はホットペッパービューティーから受け付けております。
