Column

【伊丹市の整体】膝の注射はなぜ「その時だけ」なのか?理学療法士が紐解く、変形性膝関節症と全身の繋がり

7月14日、火曜日ですね。

連日、厳しい暑さが続いていますが、クーラーの効いた涼しいお部屋でしっかり水分を補給しながらお過ごしでしょうか。

本日は、膝の痛み、特に「変形性膝関節症」と「関節内注射」について、理学療法士としての医学的な視点と、全身の繋がりを診るオステオパシーの視点から深掘りしてお話しします。

「整形外科で注射を打ってもらうとその時はすごく楽になるのに、数日ですぐにまた痛くなってしまう」

当院にいらっしゃる多くの方が抱えるこの疑問について、身体の構造から分かりやすく解説していきます。

軟骨がすり減っても「痛くない人」がいる不思議

整形外科でレントゲンを撮り

「軟骨が減っていますね」

「変形性膝関節症ですね」

と診断されると、その軟骨のすり減りや骨の変形が、痛みの「すべての原因」だと思ってしまいますよね。

しかし、医学的に非常に興味深い事実があります。 それは、「レントゲン上で明らかに関節が変形し、軟骨がすり減っていても、全く痛みを感じずにスタスタ歩いている人もいる」ということです。

実は、軟骨そのものには痛みを感じる神経(痛覚)や血管が存在しません。

痛みを出しているのは、軟骨が減ったこと自体ではなく、関節を包む袋(関節包)や周囲の靭帯、筋肉などに「理不尽な引っ張りやねじれ」の負担がかかり続け、炎症が起きているからなのです。

関節内注射の役割と、医療的な必要性

ここで、ヒアルロン酸などの関節内注射について整理しておきましょう。

医療の立場としてまずお伝えしたいのは、関節内注射は決して悪いものではなく、医療的に「必要な方には非常に有効な治療法である」ということです。

関節の中に潤滑油やクッションの役割を果たす成分を入れたり、お薬で強い炎症を抑えたりすることで、歩くのも辛いほどの激痛を一時的にコントロールし、日常生活の質を保つためには欠かせない手段です。

決して注射などの医療処置を否定するものではありません。

しかし、「注射をすれば一生痛まない」わけではありません。

効果が切れると痛みが戻ってしまうのには、明確な理由があります。

膝の痛みは「結果」。負担を作り出している根本原因とは

注射で痛みがすぐ戻ってしまうのは、「なぜ、あなたの膝の軟骨がすり減り、関節に負担がかかり続けているのか」という、

根本的な力学的ストレス(ねじれや過剰な負荷)が何一つ解決していないからです。

人間の身体をひとつの繋がりとして診るオステオパシーや、バイオメカニクス(運動機能学)の視点では、膝をこのように捉えます。

膝関節は、上にある「股関節(骨盤)」と下にある「足首」に挟まれた、いわば中間管理職のような存在です。

例えば、過去の足首の捻挫で足の動きが硬くなっていたり、長年のデスクワークで骨盤がねじれていたりするとどうなるでしょうか。

歩くたびに、股関節や足首が本来吸収するはずの衝撃や動きが、すべて中間にいる「膝」にのしかかります。

つまり、膝は全身のバランス崩れの「しわ寄せの終着点」になってしまっているのです。

痛みが出ている膝に潤滑油を足して一時的に滑りを良くしても、上下からねじり続ける「負担の出どころ」を解決しない限り、膝への過剰な負担は延々と続き、痛みは何度でもぶり返します。

医療とオステオパシーの融合で、膝への負担を「引く」

激しい炎症がある時は、医療機関での注射や処置で症状を抑えることも大切です。

その上で、痛みが落ち着いている間に「膝をいじめている全身の歪みを整え、根本的な負担を減らすこと」が、本当の意味での改善に繋がります。

私は、理学療法士として14年間、医療現場で数え切れないほどのお身体を診てきた解剖学・運動学の知識と、オステオパシーの哲学を掛け合わせ、「一体どこが、この膝に負担をかけているのか?」を紐解きます。

痛い膝だけを力任せに揉むのではなく、足首や骨盤、筋膜の奥深い緊張に波長を合わせ、静かに優しくほどいていく。

全身の連動性が整い、膝への理不尽な負担(力学的ストレス)がスッと抜けた時。

関節の炎症はご自身の自然治癒力によって穏やかに鎮まり、痛みのない本来の軽い状態を取り戻していくことができます。

「注射に通っているけれど、このままでいいのか不安」

「変形しているからと諦めかけている」

そんな方は、膝に何かを「足す」治療と並行して、膝を苦しめている原因を「引く」ために、全身の繋がりを整えてみませんか?

伊丹市の皆様が、いつまでもご自身の足で元気に、痛みなく歩けるよう、当院では負担のない優しい手技でしっかりとサポートさせていただきます。

今週も、ご自身の身体の声を大切にしながら、穏やかな一週間をお過ごしくださいね。

【当院の施術について】

「痛い場所を強く揉まれると後が辛い」

「バキバキされるのが怖い」

という方もご安心ください。

理学療法士としての確かな医学的知識と、オステオパシーの哲学を融合させ、力を使わない手技で不調の「本当の原因(全身の繋がり)」を紐解きます。

長引く痛みや原因不明の不調にお困りの方は、ぜひ一度、伊丹市の当院へご相談ください。

-Column
-, , , ,

Copyright© EPoch Body+ エポック ボディープラス , 2026 All Rights Reserved.