伊丹の皆様、こんにちは。
11月3日の火曜日を迎えました。
寒暖差が激しくなるこの時期、急な肩の痛みに戸惑う方が増えてきます。
本日は、よく耳にするけれど実は正しく理解されていない「四十肩・五十肩っていったい何なのか?」という疑問について、理学療法士としての15年の臨床経験と、最新の医学的知見から紐解いていきます。
四十肩と五十肩、実は「全く同じもの」
結論から申し上げますと、四十肩と五十肩に医学的な違いはありません。40代で発症すれば四十肩、50代で発症すれば五十肩と呼ばれているだけで、正式には「肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)」という疾患です。
では、普通の「肩こり」とは何が違うのでしょうか。
肩こりが筋肉の疲労や血行不良からくる「筋肉のSOS」であるのに対し、四十肩・五十肩は、肩の関節を包んでいる袋(関節包)や、骨と筋肉を繋ぐ腱(腱板)そのものに「強い炎症と組織の癒着」が起きている状態を指します。
組織そのものが変性し、火事(炎症)を起こしているため、ただ筋肉を揉みほぐしても良くならないのです。
痛みのメカニズム:「炎症期」と「拘縮期」
四十肩・五十肩には、はっきりとした「時期」が存在します。
激痛が走る「炎症期」
初期の段階では、関節の周りで強い炎症(火事)が起きています。腕を上げようとした時だけでなく、夜寝ている時にもズキズキと疼くような痛み(夜間痛)が出るのが特徴です。腕が固まる「拘縮期(こうしゅくき)」
炎症が少し落ち着いてくると、次は関節を包む袋(関節包)が縮こまり、周囲の筋膜とベタッとくっついて癒着します。この時期になると激痛は減りますが、腕が肩より上に上がらなくなり、無理に動かすと「関節が引っかかって痛い」という状態(凍結肩)になります。
痛い時期に「力任せに揉む・動かす」のは絶対NG
最も注意していただきたいのは、激痛がある炎症期に「痛いのを我慢して無理に腕を回す」ことや、「痛い肩を力任せにギュウギュウ揉む」ことです。
火事が起きている場所に外から強い刺激(攻撃)を加えると、脳のセキュリティセンサーは「これ以上関節が壊されないように守れ!」とパニックを起こします。
するとお身体の防衛本能(交感神経)が働き、筋肉や筋膜をより一層分厚い鎧のように固めてしまい、かえって治りが遅くなってしまうのです。
「警戒しない優しい圧」で、肩と胸のロックを解く
当院では、炎症が起きている肩を無理やり引っ張るような施術はいたしません。 オステオパシーの視点では、肩関節は「肋骨(胸郭)」や「背骨」と筋膜で一枚に繋がっています。
腕が上がらなくなった患者様に対しても、痛い肩には触れず、縮こまった胸周りや背中の筋膜に対して数グラム単位の「警戒しない優しい圧」でアプローチを行います。
脳が「ここは安全だ」と安心し、自律神経がリラックスモードに切り替わることで、肩を下に引っ張っていた筋膜のイカリがフワッとほどけます。
結果として、無理やり動かさなくても「あれ? 腕がスッと上がります」と、自然に関節の隙間が広がるのです。
「もしかして四十肩かな?」
とお悩みの方は、無理にご自身で闘わずに、ぜひ伊丹市のEPoch Body+へご相談ください。
15年の臨床経験をもとに、お身体の段階に合わせた一番優しいアプローチで、再びしなやかに動かせる日常を取り戻すサポートをさせていただきます。
アクセス
EPoch Body+伊丹店
〒664-0851 兵庫県伊丹市南町4-5-23
阪急稲野駅より徒歩4分
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