伊丹の皆様、こんにちは。
本日7月22日、水曜日ですね。
週の半ば、少しずつお身体に疲労が溜まってくる頃かと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
当院では曜日ごとにテーマを変えてコラムをお届けしております。毎週水曜日は「専門用語解説」の日です。
本日は、人間の身体の中心にあり、私たちの健康を根底から支えている「仙骨(せんこつ)」について解説します。
「骨盤が歪んでいる」という言葉はよく耳にすると思いますが、その骨盤の”要(かなめ)”となっているのがこの仙骨です。
オステオパシーの視点と、身体の働き(生理学)から、その面白さを分かりやすく紐解いていきます。
仙骨(せんこつ)ってどこにある骨?
仙骨は、骨盤の中央、背骨の一番下(お尻の割れ目の少し上あたり)にある、手のひらサイズの逆三角形の骨です。
解剖学(構造)的に見ると、仙骨は上半身の重さをすべて受け止め、それを左右の足へと分散させる「建物の土台」のような役割を果たしています。
この土台が傾いたり硬くなったりすると、その上にある背骨や首がバランスを崩し、肩こりや腰痛といった不調を引き起こす原因になります。
「ただの骨」ではない。自律神経の重要なスイッチ
しかし、私が日々実践しているクラシカル・オステオパシーでは、仙骨を単なる「構造を支える骨」としてだけでは捉えません。
ここからが「生理学(身体の働き)」の面白いところです。
実は仙骨の周りには、身体をリラックスさせるためのお休みモードの神経、「副交感神経(ふくこうかんしんけい)」が密集しています。
ストレスや疲労で身体が常に緊張(戦闘モード)していると、仙骨の周りの筋膜もガチガチに固まってしまいます。
すると、リラックスするためのスイッチがうまく押せなくなり、
「寝ても疲れが取れない」
「常に身体が重だるい」
といった、原因不明の不調(生理学的なエラー)に繋がっていくのです。
頭(脳)と仙骨は繋がっている?
さらに不思議なことに、一番下にある「仙骨」は、一番上にある「頭蓋骨(後頭部)」と、
硬膜という一本の強力な膜で直接繋がっています。
私たちが呼吸をするたびに、頭と仙骨はかすかに連動して動き、脳や脊髄を守る大切な液体(脳脊髄液)を全身へと循環させています。
仙骨が硬くなると、この水分の巡りまで悪くなってしまうのです。
強く押さないのに、身体がスッキリ軽くなる理由
「グイグイと強く押されているわけでもないのに、どうしてこんなに身体がスッキリ軽くなるんですか?」
当院の施術を受けられた患者様から、よくそんな不思議そうなご質問をいただきます。
その秘密が、まさにこの「仙骨」へのアプローチにあります。
仙骨は自律神経と深く関わるデリケートな場所です。
そのため、強い力でバキバキと矯正したり、グイグイ押し込んだりすると、
身体は「攻撃された!」と防衛本能を働かせ、かえって緊張を強めてしまいます。
だからこそ、当院では非常にソフトで優しいタッチでお身体に触れます。
仙骨にそっと優しく手を添え、身体の奥深くにある緊張がフワッと解けるのを待ちます。
すると、脳が「ここは安全なんだな」と認識し、自律神経のスイッチが自然と「お休みモード」に切り替わるのです。
滞っていた血液や水分の巡りが良くなり、あなた自身の生理学的なシステム(自然治癒力)が正常に作動し始めるからこそ、強い力を使わなくても、施術後に身体がスッキリと軽くなるのです。
身体の声に耳を澄ませる優しい整体
「マッサージに行っても、次の日にはまた重だるくなる」
「慢性的な疲労感から抜け出せない」
そんなお悩みをお持ちの方は、痛みのある場所だけでなく、身体の土台であり自律神経の要である「仙骨」が窮屈な思いをしているのかもしれません。
お客様にとっての分かりやすさと心地よさを第一に、負担のない優しい手技で、あなた本来の自然治癒力を目覚めさせるサポートをさせていただきます。
少しでもお身体に違和感があれば、ぜひ一度、伊丹市の当鍼灸接骨院へご相談くださいね。
それでは皆様、今日もご自身のペースで、健やかな一日をお過ごしください。
【当院の施術について】
「痛い場所を強く揉まれると後が辛い」
「バキバキされるのが怖い」
という方もご安心ください。
解剖学と生理学の確かな知識、そしてオステオパシーの視点をベースに、
お身体の防衛本能を刺激しない「力を使わない優しい手技」で、不調の本当の原因を紐解きます。
長引く痛みや原因不明の疲労感にお困りの方は、ぜひ一度、伊丹市の当院へご相談ください。
