伊丹市の皆様、こんにちは。
エポックボディープラス(EPoch Body +)です。
木曜日は「腰痛と生活習慣」をテーマに、日常に潜む痛みの原因と、ご自身でできる対策についてお伝えしています。
5月も終盤となり、日中は少し動くだけで汗ばむような季節になってきましたね。
「最近、なぜか腰が重だるい」
「ギックリ腰になりそうな嫌な違和感がある」
とお悩みの方、実はその腰痛、姿勢や使いすぎだけではなく「水分不足」が引き金になっているかもしれません。
本日は、理学療法士の視点から、これからの時期に気をつけたい「水分補給と腰痛」の深い繋がりについてお話しします。
腰のクッションと「水」の意外な関係
「腰が痛いのに、なぜ水?」と不思議に思われるかもしれません。しかし、私たちの身体の構造(バイオメカニクス)を紐解くと、水分は腰を守るために必要不可欠な存在です。
背骨と背骨の間には、「椎間板(ついかんばん)」というゼリー状のクッションがあります。
この椎間板の成分の約80%は「水分」でできています。
体内の水分が不足すると、このゼリーから水分が奪われて干からびたようになり、クッション性が極端に低下してしまいます。
その結果、歩行や立ち座りの衝撃を吸収しきれず、腰の関節や筋肉にダイレクトに負担がかかってしまうのです。
また、全身を包む「筋膜」も同様です。
筋膜がスムーズに滑り合うためには潤い(水分)が必要であり、乾燥すると筋膜同士がベチャッと癒着し、腰回りの筋肉をガチガチに固めてしまいます。
初夏の「隠れ脱水」が慢性炎症を呼ぶ
さらに恐ろしいのが、体液の循環不良です。
気温が上がり始めるこの時期は、自覚がないまま汗で水分を失う「隠れ脱水」に陥りやすくなります。
血液中の水分が減ると、血液がドロドロになり、血流が滞る「うっ血」を引き起こします。
うっ血が起きると、日常の動作で生まれた疲労物質(痛みのゴミ)が腰の筋肉に留まり続け、洗い流されません。
そこに免疫が過剰反応を起こし、「慢性炎症(ボヤ火事)」を発生させて、重だるい鈍痛を引き起こすのです。
腰痛を防ぐ正しい「水」の飲み方
腰痛予防のための水分補給には、ちょっとしたコツがあります。
お茶やコーヒーではなく「お水」を飲む 緑茶やコーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があるため、飲んだ以上に水分を体外に排出してしまいます。
腰の組織を潤すためには、混じり気のない「常温のお水(または白湯)」がベストです。
「こまめに」飲む 喉が渇いたからといって一度に大量の水をガブ飲みしても、身体は吸収しきれずに尿として排出してしまいます。
コップ1杯(約200ml)のお水を、起床時、食前、入浴前後など、1日7〜8回に分けて「こまめに」飲む習慣をつけましょう。
全身を整え、水が「巡る身体」を取り戻す
「毎日しっかりお水を飲んでいるのに、腰痛が治らない」という方は、身体の構造そのものに問題が隠れているサインです。
骨格が歪み、筋膜が強くねじれている状態は、例えるなら「川の流れが土砂や流木でせき止められている」のと同じです。
いくら上流から上質なお水をたくさん流しても、せき止められていては、肝心の「腰の組織(下流)」までその水分は届きません。
私は、オステオパシーの「身体は一つの繋がりであり、体液の循環が全てを癒す」という哲学に基づき、Total Body Adjustment(全身調整)を行っています。
痛む腰を無理に揉むのではなく、非常にソフトで優しいタッチの手技を用いて、骨盤のロックや筋膜のねじれを安全に紐解いていきます。
土砂でせき止められていた川が開通するように、身体の構造的なねじれが解消されると、補給した水分や新鮮な血液が、せせらぎを取り戻したかのように全身の隅々にまでスムーズに巡り始めます。
これにより、「お水を飲めば、しっかりと腰が潤い、自分の力で回復できるお身体」へと根本から変わっていくのです。
まとめ
これからの季節の腰痛予防は、「姿勢」と「水分」の二本柱が重要です。
椎間板(クッション)や筋膜を正常に保つには「水分」が不可欠
水分不足で血液がドロドロになると、腰に「うっ血と炎症」が起きる
お茶やコーヒーではなく「お水」をこまめに飲むことが大切
骨格が歪んで「川がせき止められている」と、水分が腰まで届かない
非常に優しい手技で全身を整え、水分がしっかり巡る身体を創る
「毎年、暑くなり始めると腰の調子が悪くなる」
「慢性的な腰痛から抜け出したい」
と本気でお考えの方は、ぜひ一度エポックボディープラスにご相談ください。
理学療法士の視点から身体の繋がりを的確に評価し、痛みのない健やかな日常を全力でサポートさせていただきます。
