7月7日、火曜日ですね。
今週もご自身のペースで、無理なくお過ごしでしょうか。
「長年腰痛に悩んでいて、色々なマッサージに通っているけれど治らない」
「レントゲンでは異常がないのに、常に腰の奥がズーンと重い」
そんなしつこい慢性腰痛の隠れた原因が、実は「過去に強くついた尻餅(しりもち)」にあるケースが非常に多いのです。
腰と頭を繋ぐ「硬膜(こうまく)」というシステム
「お尻を打ったことと、今の腰痛がどう関係あるの?」と不思議に思われますよね。
この謎を解き明かす鍵となるのが、「硬膜(こうまく)」と呼ばれる身体の組織です。
私たちの脳と、背骨の中を通っている神経(脊髄)は、非常にデリケートです。
これらを守るために、脳から背骨の一番下まで、
まるで「丈夫な筒状の全身タイツ」のような膜ですっぽりと覆われています。
この膜のことを「硬膜」と呼びます。
重要なのは、この硬膜が上は「頭の骨(頭蓋骨)」に、
そして下は骨盤の一番下にある「尾骨(びこつ=しっぽの骨)」にしっかりとくっついて固定されているという点です。
尻餅の衝撃が、腰を内側から引っ張り続ける
若い頃にスノーボードで転んだり、階段から滑り落ちたりして、ドスン!と強く尻餅をついた経験はありませんか?
尻餅をついた強い衝撃で、身体の一番下にある「尾骨」が内側にグッと曲がったままロックされてしまうことがあります。
すると、尾骨にくっついている「硬膜」が、下に向かって強く引っ張られます。
全身タイツの裾を、足元へ向かって力いっぱい引っ張られているような状態を想像してみてください。
この「下へ引っ張る強い力(テンション)」のシワ寄せを一番ダイレクトに受けてしまうのが、背骨の土台である「腰の骨」なのです。
痛む「腰」は、全身の負担が行き着く「終着点」
つまり、尻餅による尾骨のロックがある限り、腰は身体の内部(硬膜)から常に強い力で引っ張られ続けます。
腰の筋肉は、その引っ張る力に対抗して姿勢を保とうと、毎日休むことなく過剰な労働を強いられます。
その結果として「もう耐えられない!」と痛み(SOS)を出しているのです。
この状態の時に、悲鳴を上げている腰だけをマッサージで強く揉みほぐしても、すぐまた元の痛みに戻ってしまいます。
なぜなら、腰はあくまで引っ張られた負担を最後に受け止めている「終着点」にすぎず、
本当のトラブルの発信源は「ロックされた尾骨と硬膜の緊張」にあるからです。
私が行う、根本からの「テンション(張力)リセット」
長年治らない腰痛を根本から解決するためには、この硬膜の過剰な引っ張りをリセットしてあげる必要があります。
私が日々の施術でご提供している「全身調整」では、痛む腰を力任せに揉んだり、バキバキと骨を鳴らしたりすることは一切いたしません。
理学療法士として培ってきた解剖学的な知識とオステオパシーの視点を活かし、骨盤や尾骨周辺に「5グラム(1円玉5枚分)」ほどの非常に繊細で優しい手技でアプローチしていきます。
手から伝わるわずかな動きに合わせて、尾骨周辺の強固なロックがフワッと解けると、硬膜の過度な引っ張りが軽くなります。
内部からの無理な引っ張りが消滅することで、腰にかかっていた負担がなくなり、ご自身の持つ自然治癒力でスッキリと痛みを回復できるお身体へと根本から変わっていくのです。
まとめ
本日の火曜健康コラムについて。
マッサージで治らない腰痛は、過去の「尻餅」が原因かもしれない
脳からしっぽの骨(尾骨)までは「硬膜」という筒状の膜で繋がっている
尻餅で尾骨がロックされると、硬膜が下へ強く引っ張られる
硬膜が引っ張られるシワ寄せが「腰」に集中し、慢性痛を引き起こす
私が提供する優しい手技で、尾骨と硬膜のロックを安全に解除する
「どこに行っても治らない痛み」には、必ず、あなた自身も忘れているような「隠れた構造的エラー」が存在します。
もしあなたが「その場しのぎのマッサージはもう卒業したい」とお考えなら、一度ご自身の身体の「見えない繋がり」に目を向けてみませんか?
伊丹市の皆様が通いやすい環境で、私があなたの「不調の本当の原因」を見つけ出し、負担のないしなやかなお身体づくりを全力でサポートさせていただきます。
明日も健やかな一日をお過ごしください!
【当院の施術について】
「全身調整」は、ただ痛い場所を強く揉みほぐす施術ではありません。
身体全体の繋がりを大切にし、無理な力をかけずに「しなやかな状態」を取り戻す根本改善プログラムです。
長年繰り返す不調や、慢性的なお悩みをお持ちの方は、ぜひ私の優しい全身調整をご体感ください。
