伊丹市の皆様、こんにちは。
エポックボディープラス(EPoch Body +)です。
土日は「その他の整体テーマ」として、日々のケアや健康に関する幅広い知識をお届けしています。
本日5月30日は土曜日ですね。
週末のお休みを利用して、疲労回復のために「ストレッチ」をされている方も多いのではないでしょうか。
「痛気持ちいいところで10秒キープ!」
これが一般的なやり方ですが、実は最新のスポーツ医学では、少し驚きの事実が分かっています。
本日は、理学療法士の視点から「ストレッチの真実」と、気持ちいいストレッチの「本当の効果」についてお話しします。
30秒以下のストレッチでは「筋肉は伸びない」?
「1、2、3…よし次!」と、1つの筋肉を10秒〜20秒ほど軽く伸ばして満足していませんか?
実は最新の研究によると、少し衝撃的なことが分かっています。 それは、「30秒以下の短いストレッチでは、筋肉の組織自体はほとんど長く(柔らかく)ならない」ということです。
毎日ストレッチをして「だんだん柔らかくなってきた」と感じるのは、筋肉が伸びたからではありません。
引き伸ばされる痛みに脳が慣れて、「もう少し引っ張られても大丈夫だ」と我慢強くなっただけなのです。
これを専門用語で「ストレッチ・トレランス(伸張耐性)」と呼びます。
本当に筋肉そのものを長くして可動域を広げるには、最低でも30秒以上、痛みに耐えながら長期間継続する「ハードなストレッチ」が必要になります。
じゃあ「気持ちいい」だけのストレッチは無意味?
「なんだ、じゃあ毎日軽く伸ばしているのは無駄だったの?」
そうがっかりされるかもしれませんが、ご安心ください! 決して無意味ではありません。
むしろ、毎日のケアとしては絶大な効果があります。
筋肉の長さを変えることには不向きですが、「気持ちいい」と感じる程度の軽いストレッチには、全く別の素晴らしい役割があるのです。
「気持ちいいストレッチ」が持つ3つの効果
痛みを我慢せず、心地よい範囲で動かすストレッチには、以下のような効果があります。
① 防衛反応(過度な緊張)を解きほぐす 「痛い!」と感じる強いストレッチは、脳が危険を感じて筋肉を固めてしまいます。 逆に「気持ちいい」という刺激は、リラックスモードである副交感神経を優位にし、全身の緊張を安全に解除してくれます。
② 体液の「巡り」を劇的に良くする 筋肉が軽く伸び縮みすることで、ポンプの役割を果たします。 滞っていた血液やリンパ液がスムーズに流れ始め、疲労物質(痛みのゴミ)が洗い流されてスッキリするのです。
③ 脳への「安全シグナル」 心地よい刺激は、痛みを和らげるホルモンの分泌を促します。 脳が「ここは安全だ」と認識することで、慢性的な痛みのブレーキがスッと外れやすくなります。
目的によって「使い分ける」のが正解!
つまり、どちらのストレッチも正解であり、「目的が違うだけ」なのです。
開脚できるようになりたい等、柔軟性を上げたい場合 → 30秒以上、少し痛みに耐えながらしっかり伸ばす。
1日の疲労を取りたい、肩こりや腰痛を和らげたい場合 → 呼吸を止めず、10秒程度で「あ〜気持ちいい」と感じる範囲で動かす。
毎日の疲労回復や不調のケアが目的であれば、無理をして痛いストレッチをする必要は全くありません。
優しい手技で「回復する土台」を整える
慢性的な不調にお悩みの場合、無理やり筋肉を引っ張るよりも、「脳に安心感を与えて巡りを良くする」ことの方がはるかに重要です。
私が行っている「Total Body Adjustment(全身調整)」も、実はこれと全く同じ哲学に基づいています。
理学療法士としての確かな臨床評価をもとに、強い力で無理に骨格を矯正するようなことはいたしません。
非常にソフトで優しい手技によって、脳に「安全シグナル」を送りながら、身体が自然と緩むように構造のロックを紐解いていきます。
全身の巡りが整えば、ご自身の力でスッキリと回復できるお身体へと変わっていきます。
まとめ
毎日のストレッチを、より意味のある時間にするために。
筋肉を長くするには、30秒以上のハードなストレッチが必要
「気持ちいい」だけの短いストレッチも疲労回復には効果絶大
心地よい刺激が自律神経を整え、血液の巡りを良くする
「柔軟性アップ」か「疲労回復」か、目的に合わせて使い分ける
優しい全身調整で、脳に安心感を与えながら自然な回復を促す
「毎日ケアをしているのに、身体の重だるさが取れない」とお悩みの方は、お身体の構造を見直すタイミングかもしれません。
無理なく心地よく、根本からお身体を変えていくサポートを全力でさせていただきます。 ぜひ一度、エポックボディープラスにご相談ください。
